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渓流釣りの基礎知識 |
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基本用具 |
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身支度と小道具 |
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ルールとマナーについて |
渓流釣りでは暗黙の了解的なルールとマナーがあります。この事を知らずに渓流で釣りをしていると思わぬトラブルに発展する可能性がありますので注意が必要です。
渓流釣りでは入渓場所から釣り上がりが基本で先行者優先です。つまり先に渓流に降り立った釣り人に優先権があり後攻のアングラーはその人を追い抜いて上流に入渓することはタブーとされています。要するに「頭はじき」と呼ばれる禁止事項です。
大河川であればまだしも、入渓場所が限られている小渓流において先行者が確認できたときは充分な間隔(数キロ)をとるか、それが不可能な場合は別の渓流を探す「沢移動」を行ったほうが良いでしょう。
また、降り立った時に釣り人とバッティングをしてしまう場合が多々ありますが、この際は先行のアングラーがどこまで釣りを予定しているか会話してポイントを移動しましょう。大抵の場合このアングラー同士の会話によってトラブルは避けられます。これを黙ってキャスティングし始める行為が確執を生み釣り人同士のトラブルにもなるのです。
常識と思っているこのことが中々守られていないのが遊漁券問題点で、国内の川の大半は漁協管理の遊漁券が必要です。
これは後からでなく最初に絶対必要な厳守事項のため、決して自分なりの解釈をしないようにしましょう。
これらの事は実は当たり前と言えば当たり前な事ばかりなのですが、実際にはこれらの事を守れない釣り人も多いのが現状だと思います。
以前にこんな事がありました。。。
自宅から一番近い渓での出来事です。当時の私はこの渓をホームリバーとして釣行していてた頃のお話です。
私が夜明けと同時に釣り始めて数十分経った頃、下流から一人の釣り人が釣りもせずに一生懸命にこちらへ向かって来ました。私は「何か落し物でもしたか?」はたまた「何か話をしに来るのか?」と思ってると、その釣り人は私と目を合わす事も無く無言で私の背後から追い抜いて行きました。追い抜いた後、その釣り人は川の中をバシャバシャと歩きながら50メートルくらい先から釣り始めたのです。皆さんだったら・・・どういう気持ちになりますか?
当然良い気分なわけないですよね?
その日から私はその渓へは行ってません。
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