奥日光 湯の湖での釣り


ルアーフィッシングによる釣行記です。


’05.6.12(日曜日) 栃木県 湯の湖(水温-未計測) 晴れ
先日、ある知り合いから「湯の湖で爆釣だったよ〜」という話を聞いた。解禁間もないGWの話だったが、どうも気になっていたので後々の為と思い、様子を見に行く事にした。今まで野反湖・丸沼・薗原湖には釣行した事はあったが、湖での釣りでは良い思いをした事の無い私なので《今日は様子見》と割り切っていた。

そんな気軽な気持ちで行ったのでタックルは普段渓流や本流で使ってる物をそのまま持って行った。

朝8時半に家を出発。大間々→黒保根→足尾→イロハ坂→中禅寺湖・・・と車を走らせ、湯の湖へは10時半頃に到着した。

湯の湖は中禅寺湖の上流域にある白根山の東麓、標高1,478mに位置する堰き止め湖。湖の北岸には約0.25km2の平坦地が開け、奥日光第一の温泉街である湯本温泉があり、周辺は山岳地帯となっている。湖の面積は0.35Km2、最大水深14.5m、平均水深8.0m。(奥日光の観光総合案内サイトより)

まずは湯の湖近くにある『湯の湖釣り事務所』にて¥2,000の釣り券を購入。事務所の方の話だと、これから砂浜というポイントで放流がある・・・との事でした。

湯の湖近くの無料駐車場に車を止め、釣り支度を済ませ足早に釣り場へと歩いて行くと、途中の歩道脇には採り頃の山ミツバが雑草と一緒に沢山生えていた。



湯の湖へ注ぐ唯一の河川『湯川』

湯川で群れていた稚魚

『砂浜』に到着しロッドのガイドにラインを通してると、そこへ1台のトラックがやってきて荷台の後方から放流が始まった。その放流が終わると近くに居たアングラー達は一斉にキャストし始めました。私もなんとか間に合い湯の湖での初釣りを開始。この時に選んだルアーはライトニングウォブラー3.5gでした。

ここ湯の湖ではどんな釣り方が良いのか分らないので取り合えずはタダ引きでやってみました。しかし、10分程経ってもチェイスもバイトも無く、周りのアングラー達もあまり釣り上げてる様子はありませんでした。内心「こんな広い湖にあの程度の放流じゃ気休め程度かな〜」と思ってると、私の隣に居たルアーマンがスプーンのタダ引きで20〜23センチくらいのニジマスを釣り上げました。

これを見て少しはヤル気がでてきて、タダ引きの釣り方からリフト&フォールに変えて間もなく待望のヒット! この時私が勝手に思い込んでしまった事は『どうせ先程 隣のルアーマンが釣り上げた程度のサイズだろう』という事。。。なのでヒット直後は気楽にリールを巻き始めたのだが、6.6ftのウルトラライトのロッドが気持ち良い程に曲がってる事に気が付いた(笑) 合わせて放流に間に合わせる為に急いでいたのでドラグ調整をしていなかったのを思い出し、4ポンドラインでは危なそうだったので慌ててドラグを緩めた。ファイトを楽しみつつどうにか引き寄せ砂浜にズリ上げた。記念すべき湯の湖での初フィッシュは野生化したヒレピンのレインボー37センチでした(下の写真右)。


ここは『砂浜』というポイント

マウスカーソルを乗せると写真が変わります

いつものように写真を撮っていると人が集まってきた。「そうだった・・・ここは観光地なんだ」と気付いた時にはもう遅い。「大きな魚ですね〜」「なんて魚なんですかぁ?」などと質問攻めに合ってしまい、「ニジマスですよー」と答えると「ニジマスがこんな綺麗なんですか?」と聞き返される始末(汗) ゆっくり写真を撮ってる暇が無いと判断し、ソコソコで切り上げる事に。。。(笑)


キャストの度にコレではねぇ〜(汗)

しばらくは砂浜で粘るもいつものパターン同様、他のポイントが気になったので移動を開始した。まぁ今日は様子見(下調べ)ですから・・・何箇所かのポイントには行かなければなりません。

砂浜から湯川を渡った先は人が少なそうだったので移動し釣り始めるとキャストの度に藻が絡んでくる。どうりで人が居ない訳だ。それでもライズは時々あるのでフローティング・ミノーも試すが上の写真のように藻が絡んでしまうので再び移動する事に。。。

今日は最初からあまり釣果を期待してなかったのですが、まずまずのレインボーを釣った事で欲がでたのか・・・この頃から「ブルック・トラウトを是非釣って見てみたい」という気持ちになりました。


何故かいつも釣れない妻

23センチのレインボー

今度はR120側にある遊歩道を歩いて行ってみる事にした。所々に一人分くらいのスペースがあったので妻と分かれて釣り再開。このポイントは岩がゴロゴロしていて、いかにもブルック・トラウトが居そうな感じでした。ルアーをラピッド-45DFに交換し釣り始めると間もなくヒット。23センチのレインボーでした。どうやらこのサイズがアベレージなのかも。。。

その後、キャストを繰り返してると足元までチェイスしてくる魚が・・・反転した時の魚体の色が明らかにレインボーとは違いました。「ここで粘ればブルックが釣れる」と確信し、ポイントを休めながら釣り続けると・・・


マウスカーソルを乗せると写真が変わります
できるだけ木々が覆い被さった岸際にキャストし、トゥイッチしながらゆっくりリーリングしてくるとヒット。

丁寧にリーリングし水中の魚体の色を見た瞬間「もしかしたらブルックかッ?!」と思ったらチョット緊張しました(笑)

無事にランディング。ブルックを見て最初に思った事は「うぉー綺麗だなー」という事。近くで釣っていた妻を呼び寄せブルックを見せると同様の感想。二人で感動してブルックを眺めていると、そこへ団体の添乗員らしき人が「何か釣れましたか?」と聞いてきたので、このブルックを見せると皆さん感動してました(笑)

湯の湖での釣りは今日が始めてでしたが4時間の釣りで3匹キャッチできたのは満足でした。しかも野生化したレインボーに初めて見るブルック・トラウトとでき過ぎかもしれません。バラシは2回ありましたが、これは仕方ありません。ここ湯の湖では今日釣れた魚の他に私がまだ釣った事の無いホンマスやヒメマスが釣れるようなので次回は朝一から頑張りたいと思います。

ブルックはイワナの仲間らしいので確かにイワナと似てる部分があります。上の写真をちょっと遠目で見るとイワナに見えませんか?

背中と背びれに虫食い状の斑紋があり、体側全体に黄色い斑紋。そして濃いピンク色の点々。胸びれ、腹びれ、尻びれは赤く、その前縁が白く、すぐ後が黒く縁どられています。


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