7月の釣り


群馬県、渡良瀬川本流・支流でのルアーフィシングによる渓流釣り釣行記です。


’03.7.27(日曜日) 渡良瀬川本流&支流 K川(水温14度) 曇り時々晴れ
今日も渡良瀬川支流のK川に行ってみる事に・・・。3週連続で楽しい釣りをさせて貰っているので今日も期待して行ってみた。

 午後1時過ぎに現地に到着してみると、一昨日に降った雨の影響でK川は先週より20〜30センチの増水。濁りは取れてたが沢通しでは遡行できそうにないので、K川支流に入渓しました。ここも先週よりは増水してたが、なんとか釣りはできそうだった。入渓してスグに程良い深みのポイントが・・・。クロスでSPミノーをキャストし、トゥイッチしながらリーリングするが、アタリも追いも何も無い。。。3〜4回キャストした時だっただろうか・・・ミノーが流れを横切る時、そのスグ下流でオレンジ色(イワナの腹部?)の物体が反転した!
尺はゆうに超える物体だ!だが、その後ミノーを交換しても何をしても二度と姿を表さなかった・・・(~_~;) おそらく・・・ミノーに少々関心を持ったが食べられないと判断したのか、ミノーを見切ったのかでUターンしたのだろう・・・・せめて・・・バレても良いからヒットして欲しかったなぁ〜。。。

 その後、スプーン・スピナーと変えつつもヒットしてくるのはリリースサイズばかりなので、K川の方にも入渓してみたが、こちらは全く魚の気配が無い・・・。しかも、川通しでは遡行もままならない程水量が増水しているので、そこそこで退散。

 帰り際に渡良瀬川本流の三景ヤナ付近に行ってみたが、やはり草木ダムからの放水で普段の倍位の水量だった。

 折角寄ったんだからと、小一時間程キャストしてみたが、ここも魚の気配が無く今日の釣りは終わりにした。ここはいかにも居そうなんだけどなぁ〜。やっぱりこれだけダムから放水されると水温低下の影響がでるかなぁ〜(~_~)

バラした魚はデカイって言うけど(確かに)、Uターンした魚もデカイ!




’03.7.19(土曜日) 渡良瀬川支流 K川(水温14度) 曇り時々雨
今日は先々週・先週と釣行したK川に行ってみる。朝から雨が降っていたが、お昼前から雨も上がり辺りが明るくなってきたような感じで、雨嫌いの私には都合の良い状況だ!

 いつもの事だが午前中は仕事をして午後からの釣行なので現地に到着したのは午後2時頃になってしまった。今日は先日買ったばかりのケンクラフト6ftのロッドを使いたいので、先々週・先週やった枝沢ではなく支流であるK川でやる事にした。

 しかし水温は14度と7月としては考えられない水温です。
 釣り始めてしばらくすると川幅3メートル位・長さ7メートル位の淵があり、丁度真ん中辺りには木が倒れ込んでいるというポイントが。いかにも魚が居そうな感じだ。下流から倒れ込んでいる木の近くへSPミノー(レインボーカラー)をアップキャストし、トゥイッチしながらリーリングするが反応が無い。2回目のキャストでも反応が無い(ーー;)。いつもならこれで諦めて上流に遡行するところだが、いかにも居そうだったのでもう1回キャストし、トゥイッチした後に少しポーズを入れてみたら、何処からか魚が現れ、ミノーを引ったくるように咥えUターンしたのですかさず合わせると、上がってきたのは20センチ程のヤマメであった。してやったりである!!!
 だが、この後が続かないので車で下流へ移動した。移動後スグに17〜8センチのヤマメとイワナが釣れた。“ここは良さそうだ”と思い、普段より丁寧に釣っていると流れ込みから開きにかけて良さそうなポイントが・・・。開きにややクロスぎみにダウンキャストすると、着水と同時位にヒットした!引きからして良いサイズだ。丁寧に引き寄せると23〜4センチのヤマメだった(^^)・・・が、これからが事件の始まりである。。。

 フックが手に刺さらないようにまず右手でミノーを持って・・・左手で魚を持って・・・右手で持っていたミノーから手を離しフックを外そうとした途端!魚が暴れて左手から魚がスルリと下に落ちた・・・と思ったら!ベリー側のフックが親指と人差し指の間に刺さってるではないか!(~_~;) 魚は暴れるし、針はどんどん深く刺さっていく〜!!ベリー側のフックは試験的に渓流針(セミバーブ)を使ったシングルフックに交換してあったものの、見事にカエシまで刺さっている。。。どうしようか悩んだ挙句、貫通してないのでそのまま抜く事にした。渓流針(セミバーブ)とはいえ痛いのでどうしても、そぉ〜っとやってるのでなかなか抜けない。。。仕方無いので気合を入れ思いっきり抜くとやっと抜けた。一安心してると又、魚が暴れだした!そうか、気が付かなかったけどまだ魚からルアーを外してなかったと思った途端!又、指にチクリと痛みが・・・。今度は大事に至らなかったが、1度に2回もフックを刺した事にちょっと落ち込んだ・・・。まだまだビギナーである。
 その後、17〜8センチ位のイワナがヒットした。今日のアベレージサイズはこの位のようだ。

 再び下流へ車で移動し釣り始めるがアタリがないし、追ってくる気配も無い。しばらくすると小さい落ち込みが横に3個並んでたので落ち込みの横に立ち、サイドキャストで落ち込みの白泡の下を通すようにするとヒット!まぁまぁの引きで上がったのは20センチ位のイワナだった。

 さらに上流へ遡行したが2回バラシがあっただけでヒットしないので釣り下りながら車まで戻る事にした。もうすぐで車というポイントでミノーが流芯を横切る際にキラキラと。結構大きそうだったのでミノーを交換して再度キャストするとヒット!今日1番の引きだぁー!と思った瞬間にバレてしまった(-_-;)。

 今日は4時間程の釣行でヤマメ×3、イワナ×3という釣果だったけど、新しいロッドの初釣りとしては納得の釣果ではと思います。最後にバラした魚は結構大きかったので残念です。それとやはりミノーを使った釣りの場合は手袋は着用しないとダメですねぇ。魚が滑って危ないですよー(笑)。




’03.7.12(土曜日) 渡良瀬川支流 K川(水温16度) 晴れのち曇り
今日は先週釣行したK川の枝沢に行ってみる事にした。家を出発したのは午後1時頃だったが、ドピーカンの晴天で暑い。国道122号を北上し、草木ダム辺りまでくると空は黒い雲に覆われ今にも雨が降りそうな雲行きだ。雨の釣行を苦手とする私はちょっと不安になる・・・。目的の枝沢に着いてみると先週入渓した場所には既に車が止まっていたので、さらに上流へと行き適当な駐車スペースに車を止め入渓した。水量は先週と同じ位で平水よりは10センチ程の増水&クリアーという条件だ。

 入渓してみるとやや下流に丁度良い深みがあったのでSPミノーを結び、ダウンキャストし軽くトゥイッチすると1発目でヒット!なかなかの引きで上がってきたのは・・・なんとッ!ヤマメだった!ここの枝沢にはイワナオンリーだと思い込んでいたのでホントーにビックリ(大げさだなぁ〜)。

 気分良くし釣り上がるが10センチにも満たないチビが群れてルアーを追いかけてくるだけだ。

 1時間程釣り上がっただろうか・・・。左の写真のポイントが現れる。開きの部分にミノーを流してから上流へ回り込み、数回ダウンキャストするがやはりアタリが無い。魚が居ないのかなぁ〜と思いつつもキャスト・・・リールのハンドルをクリクリ巻く・・・アレッ?何か変な感触だぞ?!ふとリールを見てみるとナントッ!!!ベールが中途半端な位置で
止まってるではないか!触ってみると全く引っ掛かりが無く、ブラブラ状態になっている〜(ーー;)。

 これから先が良さそうな渓相だけに残念だが一旦車に戻る事にした。車に戻り他のリールにラインを巻き替え、車で下流に移動した。

 リールが変わったので重さ等のロッドバランスが変わったせいか、思った所になかなかコントロール出来ず苦労するが(元々コントロールが良くないのに・・・)、少し慣れてきた頃にイワナがヒットした。このSPミノーのベリーフックには試験的にシングルに交換してあったが、ガッチリ掛かってて少々安心した。勿論、オリジナルのトリプルフックとはウエイトの重さは合わせてある。
 イワナが釣れた後が続かないので枝沢から支流へと移動した。時間は4時半頃だっただろうか。

 支流では平水より15〜20センチ程増水している。1時間程経った頃にやっとミノーを追いかけてきたがヒットせず、苦戦である。さらに釣り上がると淵があったので上流へ回り込み、流芯へダウンキャストしリーリングするがアタリがない。今度は流芯脇へダウンキャストすると底に岩のあるあたりでヒット!20セン程のヤマメである。ここの川のヤマメはパーマークがはっきりしていて、腹部分に黒点があまり無いのが特徴(?)のようで綺麗だ。

 この後やや上流にて木が覆い被さった浅場で真っ黒なヤマメがヒットしたが、ミノーでなかったら攻略できなかったポイントだろう。

 最後に橋ゲタの部分が深くエグレているポイントがあったのだが、1投目でラインがフックに絡んでしまったので慌ててリーリングしたら、クルクル回るミノーに良い型のヤマメが2匹も水面まで追ってきたが当然の事ながらヒットしなかった(^_^;)。その後、ルアーを色々と変えてはみたが2度とヤマメは出てこなかった。なんとも痛恨の1投である!

 ミノー釣りをマスターしようと今日もミノーでの釣りが多かった訳だが、やはり枝沢等、どうしてもアップでの釣りが要求される場合があり、課題が残った。せめてクロスに投げれる程度の川原があれば良いのだが・・・。




’03.7.5(土曜日) 渡良瀬川支流 K川(水温17度) 晴れのち曇り
今日は晴れなのだが平日に雨が降っているので渓流の水量が増えている事に期待し、国道122号を走らせる。

 現地には午後2時半頃に到着したが、釣りをしてる人は見当たらない。10数年前には雑誌等で良く紹介されてた川なのだが、最近では紹介記事を見掛けないのでそのお陰だろうか・・・。
 早速身支度を終え、2段堰堤のあるやや下流から入渓。水量は平水より20センチ位増水してるが濁りは無い。早速水温を測ってみると17度と以前来た時より低く、魚の活性が期待できる水温だ!だが、2段堰堤にたどり着くまでの間、魚の追いすら無くやや不安になる(~_~)。この2段堰堤ではしばらく粘ってはみたが、スプーンもSPミノーも反応が無いので、スピナーに変えてヒラキを引いてみると小さいながらヤマメがヒットした。リリース後、ボウズは免れたので一安心したがこれで満足する訳がない!!!スピナーでもその後アタリがないのでSミノーに変え、キャストしてると・・・
 やっとでました!この辺りはヤマメとイワナの混生なのですが、イワナがヒットしました。20センチ弱のサイズですが、久々のイワナなのでちょと嬉しい1匹です。2段堰堤の下の段の左側にある岩のブッツケできました。

 その後、ここの岩の上に立ち、上の堰堤にキャストしてると・・・なんとッ!目の前で下の堰堤を魚が登ってるではないですか!!!まぁ上手く登れても上の堰堤は高いし魚道も無いのでちょっと可愛そうですね。。。

 この堰堤より上流へは遡行できないので、入渓地点まで引き返しながらSPミノーをダウンキャストで釣り下る間にヤマメとイワナを1匹づつヒットさせる事ができ、先週覚えたパターンとは今日はちょっと違うのでまた1パターンミノーでの釣りを覚えました。車に戻りやや上流をやってはみたがアタリもないので枝沢に行ってみました。

 ここの枝沢も10数年ぶりなので渓相は殆ど変わっており、しかも沢沿いに林道ができてたりして期待はできないが釣れればイワナだけなので入渓してみる事に・・・。水量的には10センチ程、増水はしてるが、やはり沢程度のものなのでミノーで釣り下っていくと、そこには壷が・・・。いかにも魚が居そうなのでアレコレやってると魚がミノーを追ったような気配・・・。でもアタリが無かったのでもう1度、さらにもう1度・・・ダメか〜と思いミノーを引き上げようとした時に18センチ程のイワナがきました(^_^;)。

 気分を良くし釣り上がってくと、岩に流れがぶつかってる、やや水深のあるポイントが。ここもいかにも居そうなポイントなのですが、アップキャストではまったく反応が無いので、試しにと上流側に回り込みダウンキャストしてみると何やらアタリらしき手ごたえが・・・。しかし、ヒットしないのでもう1度キャスト・・・今度も手ごたえらしきアタリだけ・・・。念の為、フックを確認してみるとトリプルフックの2本の刺さりが甘い(~_~;)。相手は十中八九イワナなので、ワザとゆっくりフックを研ぎ再度キャストすると一発でグゥ〜とヒット(しめしめ・・・)。グーン、グーンとイワナ特有のトルクフルな引きで、上がってきたのは23センチの綺麗なイワナ。ニッコウイワナは大きくなるにしたがい、鰭の部分(写真では前鰭)が白色から朱点と同じオレンジ色になるので大型になる程綺麗になると私は思っているのだが・・・。
さらに気分を良くし釣り上がるが、瀬では稚魚が追うだけでなので、どんどん歩いて行くと大きな壷が出現。それまで使っていたSPミノーをキャストするがアタリが無いので、2段堰堤の時に使ったSミノーを結び、流れ込み脇にキャストすると1発でヒット!(ありゃまぁ〜)。

 腹部までがオレンジに染まった18センチ程の綺麗なイワナだ。渓流の小さな宝石釣った〜って感じです。これだから渓流域のイワナは大好きなんです。今日はここで納竿としましたが、久々に綺麗なイワナが釣れたし、短時間だった割にはマァマァの釣果で満足でした。

 今日は枝沢に入ったって事もあるが、結果的にはイワナ釣りとなってしまった(^^ゞ。しかし、このイワナという魚はこのHPのタイトル通り、本当に綺麗な渓流魚だと私は思う。

 それと、今日はミノーですべての魚を釣り上げたというのは私には画期的な事である。だが、まだ課題は沢山ある。アップでの釣り方である。特に底を釣る時であるが、ダウンでは簡単なのだがアップではどうすれば良いか分からない・・・。でも久々に良いイワナ釣りを満喫した半日であった(^o^)


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